Amazonスポンサープロダクト広告-オートキャンペーンの使い方(上級編)

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目次

今回は「情報収集の目的でよく使われるオートキャンペーン」について紹介します

アマゾンのSA広告と呼ばれる広告には、Amazonの独自アルゴリズムを使って広告を配信するものが存在します。最も頻繁に利用されるのはAutoとCategoryかと思いますが、今回は最も多くの方々に利用されているAutoについて説明をさせていただきます。

Autoは且つてはAmazonとしても「Autoだけ回しておけば基本大丈夫」といったメッセージを出していたこともあります。そういう我々もSA広告が開始された直後は、基本Autoだけでも良い。人間がやるよりも精度は高いという案内をしていた時代もあり、実際にそうでした。

しかしながら、Amazonのテクノロジーも大きく飛躍し、現在はAutoの中にも様々なタイプが存在し、そのマッチタイプを適切に理解しないと、Autoでさえも適切な広告運用が難しいレベルになってきています。

実際に、アマゾンの広告運用のプロフェッショナルの方々の間でも理解が難しいというケースが散見されるようになってきました。

そこで今回は、Autoキャンペーン上級編をブログにしてみました。

Amazon広告全体ではなく、AmazonのSA広告の、且つAutoキャンペーンのみに特化したブログとなります。なかなか難しい内容ですし、これを実行する人も少ないと思いますが、是非一度読んで見てください。

オートキャンペーンのマッチタイプ

オートキャンペーンには以下4つのマッチタイプが存在します。CloseとLooseは主にキーワードを、Substitute とComplimentは競合ASINの情報収集に役立ちますが、正直この時点で混乱してしまいますよね。

一般的にはCloseとSubstitute のパフォーマンスが良い傾向にあり、最終的に2つだけを回すのも良いでしょう。

  • Close ー キーワード
  • Loose ー キーワード
  • Complement ー ASIN
  • Substitute ー ASIN

しかしながら、商品の立ち上げ期や、情報が全くない場合などは、CloseとSubstituteだけではなく、LooseとComplementにも配信を行い、まだ気が付いていないニッチなキーワードを収集することもおススメします。実際に当社でもなかなかニッチキーワードが見つからない場合は、LooseとComplementに投資をし、新しい情報の収集をすることがあります。

オートキャンペーンには3つのデメリットがある

下の画像のように我々の運用経験上、CloseとSubstituteにImpやClicksがつきやすい傾向があります。しかし、全マッチタイプを有効化してしまうと、CloseやSubstituteだけに広告費が使われ、残りのマッチタイプに十分な広告費が配分されません。すでに説明済みですが、これだと本来の目的である情報収集ができないことがあります。ローンチ後間もない時は特にそうです。全マッチタイプを有効化する場合、マッチタイプ対してを設定できないので、キャンペーンに対して大きな金額で日予算を設定するかAmazonが全マッチタイプへ効率的な配信をしてくれることを願うしかありません。

全マッチタイプを有効化してしまうと、各マッチタイプのパフォーマンスを掲載枠別で分析することができなくなります。例えば、下の画像のように商品ページ(Product Page)でのパフォーマンスが良かったとしても、これがどのマッチタイプから来ているのか区別できません。

オートキャンペーンは類似ASIN&KWや関連性の低いASIN&KWにも配信します。つまり、自社ASINやブランド指名KWなどにも配信してしまいます。

セグメンテーションという解決方法

①②を解決するためにセグメンテーションをオススメします。4つのマッチタイプそれぞれに別々のキャンペーンを作ります。これにより、掲載枠毎の入札調整、各マッチタイプへの十分な広告費配分、掲載枠毎のパフォーマンス分析など本来の目的である情報収集を最大限行うことが可能になります。

を解決するためには関連性の低いKW&ASINや自社ASIN&KWをあらかじめネガティブターゲットとして除外追加しておく必要があります。製品に関連しないキーワードリスト、製品とは異なる競合他社のASINリストを作成します。例えば、異なる価格帯商品、異なるバリエーション、異なるセットサイズ、異なる色などです。これらのネガティブターゲティングリストをAutoキャンペーン配信開始する際に同時に追加することであらかじめ関係のないキーワード/ASINを除外させ、より無駄の無いコントロールをきかせた広告配信が可能になります。

まとめ

ここまで、オートキャンペーンの運用方法(上級編)を紹介してきましたがいかがでしょうか?近年ターゲティング精度が上がってきているアマゾンスポンサー広告のオートキャンペーンをこのようにセグメントして運用することでより効率的に情報収集できかつトラフィック&売上増加に貢献してくれます。アマゾンの広告運用はオートキャンペーン1つとってもなかなか難しいですよね。まずは1つのマッチタイプだけに絞って運用し&パフォーマンスを分析してみることをおすすめします。(株)Picaroでは他にもアマゾンで出品されているセラーさんに役立つブログを定期的に発信してますので次回のブログも楽しみにしていてくださいね。