40% of the top sellers on Amazon are based in China, up from 26% two years ago, according to Marketplace Pulse research.
Amazon failed in China, however China is winning on Amazon. Effective July 18 the company will shut down its retail operations in China. After a decade of trying Amazon is giving up on the one market it failed to grow. However, while Amazon struggled to grow, not only has China e-commerce exploded in growth, so has the number of successful businesses from China selling through Amazon.
“Why buy a $40 bikini made in America when you can buy a $4 bikini directly from China? For that matter, why buy a $20 bikini made in China but imported by a U.S. company like the Gap when you can buy a $4 bikini directly from China?”
– Alana Semuels, The Atlantic
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こちらの記事によると、現在はアマゾンEUのトップ10,000セラーのうちの約40%が中国からの出品となっているようです。アマゾンの仕入部門とセラー部門の売上は地域にもよりますが、6:4程度でセラーが大きく、記事によるとそのウチの10,000セラーで50%の売上をカバーするということですから、もしこの数字をアマゾン ジャパンでも適用ができるのであれば、売上の約12%(約1,500億円)は中国セラーによってつくられているという計算になります。
中国から直接アマゾンFBAへ商品を納品して販売をするということは過去からありましたが、急激に成長してきたのは2016年の夏頃からだったでしょうか。当社代表がアマゾンのスポーツ&アウトドアカテゴリーの商品戦略部にいたのですが、仕入部門の売上成長率が鈍化した一方で、セラーの売上が急激に上がってきており、その要因が圧倒的な中国からのFBAでのSelection Expansion。当時のアマゾンのスポーツ&アウトドアカテゴリーのトップランク100の商品のウチ、70%が中国セラーからのものになっており、複数の数値から検証した結果も、見事にそのグラフには相関関係があったことで、本当に驚いたとのことです。(これがあったのでアマゾンの後に中国越境ECを経験してみたくなり、ネットイース コアラに入ったとのことです)
中国国内では13億人の人口と、中産階級の成長、スマホとキャッシュレスによって急速に発展したIT業界の牽引によって、中国国内だけでももうアメリカは抜いているレベルに成長し、同時に中国国外に対しても、日本メーカーの商品とかわらない商品の質を担保しつつ、圧倒的な生産能力と費用の安さ(それでも最近は高騰してきていますが)で、良い製品を大量に生産しつつ、更に深センを中心とした日本以上のIT、家電分野での技術力が、ハイエンドの商品までも生産できるようになってきています。
日本のメーカーは、縮小する日本での売上、中国では無数の中国企業と競争、中国以外でも無数の中国企業と現地メーカーとの競争をしなければいけない状態。「作ったから後は卸が売って」「Made in Japanだから売れる」ではなく、どこで、何を、誰に、どうやって販売していくのか。基本的なことではありますし、もちろん過去からやってきたことではあるのでしょうが、今まで以上にメーカー自身が取り組みを強化していかないといけないタイミングであるという感じでしょうか