Amazonコンテンツに絵文字を使っても良いの?

2020年11月18日
アマゾンで絵文字?

Amazonコンテンツに絵文字を使っても良いの?

インターネットの世界では日本だけではなく、世界中で絵文字の使用が増えてきています。

今や多くの人々が、日常生活の中でメッセージのやり取りやチャットで絵文字を使っています。

ビジネスでの絵文字使用が適切かどうかには賛否両論あります。プロ意識がないと感じる人がいる一方で、オーディエンスをきちんと把握してやりすぎない限り全く問題ないとする人もいるでしょう。

このブログでは、Amazonコンテンツでの絵文字使用について、Amazonのセラー・ベンダーとして絵文字を使ってよいか、それとも悪いのか、そしてそれぞれその理由を掘り下げていきます。

 

絵文字とは?

絵文字とは、考えや感情、身近な物、天気などを表す小さなデジタル画像、アイコンを指します。iPhone/Androidユーザーのほとんどが、絵文字入力を日常的にスムーズに行うための追加キーボードをダウンロードしています。パソコンから入力する場合は、Googleで検索した後、コンテンツにコピペするだけです。

絵文字をメールの件名に入れると開封率が上がったり、エンゲージメントが高まったりするということはもう海外でも一般化し、例えば、Facebookメッセンジャーでは、1日当たり50億個以上の絵文字が使用されているといわれており、その浸透度は驚くべきレベルです。

同様に、利用可能な絵文字の種類も増加しています。

2010年には176個の絵文字がであったのが、2020年時点では3,036個という数に増えました。Satista(https://www.statista.com/ )によれば、2021年には炎のついたハートや髭つきの顔、異人種カップルなど、さらに217個の絵文字が登場すると言われています。

 

Amazonの出品で絵文字を使っても良いか?

みなさんも、Amazonで出品や買い物をしているときに、商品ページで次のように絵文字が使われているのを目にしたことがあるかもしれません。

(絵文字例:Amazon商品説明文より)

アマゾン専門コンサルティングの㈱ピカロのコンテンツチームでは、複数のAmazonロケールでの数百件にものぼる商品説明ページのチェックを毎週行っておりますが、その結果、Amazon出品ページと言われる商品詳細、商品説明、競合比較、A+などで絵文字を使用している例が複数見られました。また、その中にはほかのコンテンツガイドラインに違反している例も散見されました。

そもそも、絵文字を使っても良いのでしょうか?

これに関しては、他のAmazonルールでも多いことですが、明確な回答というものは用意されていません。

アマゾンのコンテンツガイドラインでは「商品説明ページでHTMLやJavaScript、その他コードを使用することはできません」と定められています。

絵文字は特殊文字ではあっても、コードとは言えません。しかし、上記のルールに抵触するのは賢明とは言えないでしょう。検索対象外やアカウント停止といったリスクは避けたいためです。

そうは言っても、絵文字を過度に使用したり、その他ルールの制限を破ったりしているセラーも非常に多いのが現状です。

そのため、Amazon側で実際に何に対して罰則を設けているのか判断が難しくなっています。絵文字を使うのであれば、十分気を付けた上で行う必要があります。

・使い過ぎないこと。使う場所や種類は1つまでにしましょう。

・まずは1件の商品で試して結果を調査する。これにより、自分の取扱商品やビジネスに絵文字使用が適しているか判断できるようになります。また、リスクを最小限に抑えられます。

・タイトルには絶対に絵文字を使わないこと。検索対象外になる可能性があります。

・プライムでーやブラックフライデーなど、重要なセールスをかけるときには絵文字使用(コンテンツ変更も然り)のテストをしないこと。四半期決算期といった大事なときにコンテンツをいじるのは危険なので避け、余裕のある時を狙ってテストしてみましょう。

・絵文字使用以前の問題として、コンテンツが適切に最適化されていることを確認する

・使ってはいけない言い回しやプロモーション広告、レビューやお客様の声、字数制限などほかのコンテンツガイドラインに違反していないか確認する

 

絵文字を使うとどんな変化があるか?

それでは、当社の幅広いクライアント・商品を活用し、コンテンツ作成・最適化で絵文字を使用した場合どんな変化があるか、データを探ってみたいと思います。

ここでは、(クライアントの許可を得て)Amazon.comの1つのASINの商品説明の箇条書き部分で絵文字を使ってみることにしました。2週間の実験期間中に通常コンテンツ(プロモーションやイベント、広告の変更がないもの)を流し、売上やコンバージョン、セッションやユニットセッション率などその他のデータを追跡しました。また、その後各商品説明の冒頭部分にシンプルな絵文字を含める形でコンテンツを更新し、同じく2週間分の売り上げやデータ変遷の追跡を行いました。

結果を比較したところ、統計的に目立った違いというものは見られませんでした。コンバージョンは変わらず、売り上げやセッションの数字も非常に安定しています。特定の商品タイプ・カテゴリーでさっとテストしただけで結論を出すのは難しいですが、効果が最小限であると分かった点は興味深いところでした。

もう一点検討すべき点があります。それは、商品のカテゴリーとタイプです。商品の中には絵文字を使ったほうが映えるものもあります。オーディエンスをよく観察し、絵文字使用が適切かどうか見極めてみましょう。例えば、健康・ウェルネスではコンテンツ基準が既に厳しく、使用できない言い回しがたくさんあります。真剣度の高い商品の特性上、出品コンテンツもそれを反映する必要があるのです。

次に、購入者が利用するブラウザやデバイス、アプリ、そしてAmazon買い物機能にもいろいろな種類があることを頭に入れておきましょう。絵文字使用は珍しくないものになってきていますが、デバイスの違いによって絵文字の表示がどのように異なるかをしっかり把握しておかなくてはなりません。

絵文字使用が規約違反にあたるかどうか詳しく知りたい場合は、ご自身の出品カテゴリー・商品での詳細についてAmazonに問い合わせてみるのがおすすめです。

さらにサポートが必要な場合

リスティング最適化、マーケティング計画、コンテンツニーズなどでサポートが必要な方は、㈱ピカロまでお気軽にお問い合わせください。

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